会社を辞めることにした。
仕事内容は好きだし、人間関係も良く10年以上いるので働きやすい。
給料も良すぎるくらいに良い。
しかしこの度、ハッキリとやめる決意をした。
待遇はいいのに迷い続けた日々
これまでも、やめたいと思うことは何度かあった。
中小企業で働いていると、やったことない仕事を頼まれたり、マニュアルもなく模索しながら進めないといけないことも多い。
頼る人もいない状況に、逃げ出したくなることもあった。
それでも続けていたのは、転職して今以上の待遇になる自信がなかったから。
サラリーマンなので、拘束時間に対してどれだけお金がもらえるかが重要だ。
私は中小企業の経理事務・総務をしているが、同じ職務で今の年収を狙うと、管理職やマネージャーの募集ばかり。
アシスタントといった補助的な仕事はまったく出てこない。
バリキャリでもなく、管理職になりたい気持ちもなかったので、
『今の環境がコストパフォーマンス的にベストか・・・』と自分を納得させ、数年がたった。
週3勤務で見えた新しい暮らし
ルーチンをこなしていたある日、上司から話があった。
育休中のスタッフが復帰を希望しているが、人数が足りているので調整を行いたいらしい。
フルタイムから週3勤務にならないかとの打診だった。もちろん給与はその分減る。
ちょうど年度替わりでバタバタしていたこともあり、ありがたく引き受けた。
さて週3勤務の日々が始まると、想像していた以上に有意義に過ごすことができた。
放置していた家計管理、運動、パソコンスキルの勉強、両親と美術館に行くなど、
やりたいのにできていなかったことが次々にコンプリートしていった。
予定を詰め込むので、フルタイムと変わらないくらいバタバタはしていたが(笑)
でも、心の満足度が全然違った。
仕事に費やしていた時間を、夫や息子など自分の大切な人に使えること。
パソコンスキルを上げることで実務のスピードが上がったり、
いつかはお金を生み出すんじゃないかというようなスキルも身に着いた。
そしてその経験は、自分に自信を与えてくれた。
もっと、仕事以外のことに時間を費やしたい。
時間があればできることはたくさんある。
そう気づいた。
昇給よりも大事なものに気づいた
1年の月日が流れ、ふたたび上司に呼ばれる。
新事業が忙しいのでフルタイムに戻ってほしいとのことだった。
しかも、大幅な昇給つきだ。
いままでの自分であれば、昇給=自分の努力が認められたということで、
喜んで受けていただろう。
でも今は違う。
給料は据え置きでいいから時間をくれ、と思った。
育休から復帰して、はじめての昇給の際、『少ないけど、便利家電でも買ってがんばってね』と言われたことを思い出した。
フルタイムでヒィヒィしていたので、その後すぐ便利家電を大量導入した。
昇給した分でいろんな力を頼って、週5日を乗り切るぞ!とがんばっていた。
あのころとは違う。
どんなに家電や家事代行サービスを頼めるお金をもらっても、
私は今、フルタイムで働きたいと思っていない。
給料は少なくていいし、週3勤務でいい。
なんなら空いた時間を使って、足りないお金を稼ぐ方法を考えたい。
転職への決意
そうして今、転職の気持ちを固めた。
現職場では、週3勤務は難しい。
人数が少ないので、自由な働き方を許す余裕がないのだ。
それはそれで、仕方がないことだと思う。
時間の大切さに気付いたいま、慣れた業務をするよりも新しい業務に挑戦して、仕事の時間を学びに変えたい。
転職にあたって収入は確実に減ると思う。
むしろ、それをモチベーションに、残りの平日2日を使って稼げるスキルや方法を模索したい。
うまくいくかはわからないけど、とりあえず頑張ってみようと思う。



コメント