社会人だけど仕事の勉強が続かない…モチベーションがなくてもやれる“逆転の発想”

勉強

こんにちは。

私は仕事に復帰してからの1年間、独学でExcelマクロ(VBA)を学びました。
きっかけは「このままでは仕事が回らない」という強い危機感でした。

育休復帰後、最初はフルタイム勤務。その後、時短勤務にはなったものの、仕事量は変わらず。
経理を担当している私の主な作業は、会計ソフトの入力業務。csvデータ読み込みやネットバンク連携などの方法はあるものの、自分以外も使っているソフトなので入力の効率化は難しいと思っていました。

それ以外の業務で、なんとか時短できる部分はないか・・と考えた時、業務の大半をExcelで行っていることに気付きました。
Excelと言えば、育休終盤、久しぶりの復帰が不安なあまり大量のショートカットキーを覚えたら、仕事が爆速化できたのは記憶に新しい・・・
これをさらに極めたらどうなるのだろうか?聞いたことしかない『マクロ』を覚えてみたらどうだろう・・・

当時はマクロのこともまったく知らず、「何ができるか」も「自分の仕事とどう結びつくか」もわからない状態。
それでも、「今よりも少しでも楽になれたら」との思いで、学習をスタートしました。

フルタイムの仕事・育児(3歳)に追われながらの毎日で、勉強できるのは通勤中や昼休み、家族が寝た後だけ。
慢性的な寝不足で目の下にクマができ、自分の姿にがっかりしたことも一度や二度ではありません。


その結果、業務を大幅に効率化することに成功。周囲からも「仕事めっちゃ早いね!」と驚かれ、自分の仕事以外に上司の仕事を手伝えるくらい、時間と心の余裕が生まれました。

決して楽ではない育児&フルタイム勤務&勉強のコンボ。
それでも、目標であるVBAを習得できたのは、勉強法よりなにより、モチベーションを365日保つことができたから、というのが大きいです。



目標を思い出しても、やる気は戻らなかった

モチベーションを保つための方法としてよく言われるのが、「目標を再確認する」こと。
「◯月には資格試験に合格したい!」「このスキルを身につけて転職したい!」など、未来の姿を明確にすることでやる気が出るという考え方です。

私も最初はこれを試しました。
「これができれば仕事が楽になるはず」「まだないスキルを身に着けたい」
そう思って、自分なりに目標を再確認してみました。

でも、実際はうまくいきませんでした。

なぜなら、目標として掲げているものは「未知の世界」だったからです。
私は当時、マクロがどんなものかも知らず、できるようになった自分の姿も想像できませんでした。このマクロによって、自分の業務のどの部分が楽になるのか、まったく見えない状態でした。

未来の理想像はぼんやりしていて、ワクワクもせず、力にもならなかったのです。


やらなかった未来を想像したら、逆に火がついた

そんな中で私が試したのが、「やらなかった場合の未来」を想像することでした。

「このまま覚えなかったらどうなるか?」「仕事が終わらなくて、上司にギブアップを宣言しなきゃいけなくなるのでは?」

実際に私は、心の中で何度もそう思っていました。

そして、その“ギブアップ宣言”だけはどうしても避けたかった。
10年間それなりの仕事も任されていたので上司や代表者にがっかりされるのだけは嫌でした。

私が勤めている会社は年齢の割に給料の良い会社でした。
仕事の評価が下がると、給料が下がるかもしれません。最悪の場合、会社を辞めなければならないかもしれません。
私も家計を支えているので、夫や息子のためにも、そうなるわけにはいかなかった。

よく「ポジティブな未来を想像しよう」と言われますが、
私はむしろ「ネガティブな未来を想像する」方が、よっぽど強い原動力になりました。

これはどんな勉強でも当てはまると思います。

たとえば中学受験。
「この学校に行きたい」という気持ちよりも、
「もし落ちたら、いじめっ子たちと同じ中学に行くことになるかも…」と想像する方が、心に刺さったりします。

資格勉強でも、
「取れたら嬉しい」よりも
「このままだといつまで経っても給料も仕事も変わらない…」という不安の方が、勉強を動かす力になることもあります。

もちろん、ずっと不安をモチベーションにするのは良くないかもしれません。
でも、やる気が出ないときの“起爆剤”として、一時的に使うのはとても有効だと私は感じています。


「やらなかったらどうなるか?」は立ち直りのスイッチになる

やる気が出ない、続かない、勉強の手が止まってしまった──
そんなときは、無理にポジティブな未来を想像しなくても大丈夫です。

代わりに、「このままだと、どんな未来になるか?」を考えてみてください。
「それだけは避けたい」と思えたなら、その瞬間がやり直すチャンスです。

私自身、寝不足の日も、やる気が出ない日もたくさんありました。
でも、「このまま何もしなかったらどうなる?」と自問したとき、
答えはいつもひとつ。「やるしかない」

一瞬でもそう思えたら、まずはスマホを閉じて、少しだけ手を動かしてみてください。
1分の行動が、また次の1分を連れてきます。

続けることを諦める前に──
「このままで、本当にいいの?」と、もう一度だけ自分に問いかけてみてください。
その小さな問いが、あなたをもう一度、前へと動かしてくれるはずです。

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