日本イヤーエステ協会の髙橋光さんで有名な東京のデボネールでイヤーエステを受けてきた。
最高✨
余すことなくその感想を伝えたいので、
今日は小説風にお送りすることにする。
リクライニングチェアがそっと倒される。
もっちりとした白い革の椅子に、
包み込まれるように身体が沈んでいく。
ふかふかの椅子は電気毛布であらかじめ温められていたらしい。
座ると体の緊張がほどけ
自然と肩の力が抜けていく。
店内は微かにジャズが流れ、
ローズとゼラニウムの香りを鼻にスッと感じる。
「それでは始めさせていだきます」
指の腹が生えぎわに当てられる。
こめかみからおでこの真ん中まで、
熊手のように等間隔で当てられた指。
すっ・・すっ・・・
髪をすく。
頭皮に触れるか触れないかのところをすくので、なんだかこそばゆい。
そのまま髪をまとめてくれる。
すると首の下からあたたかい蒸気まじりの空気を感じた。
ぼわっ
いい香りのホットタオルで両耳が包まれる。
横になった私の首の下から、
エスティシャンさんが耳を隠すようにホットタオルで包んでくれる。
耳の血行がよくなる。
ポッポッとしてくる。
耳の穴の中が、汗をかいたのかチリチリと痒い。
ホットタオルで首コリがほぐれ、
耳の中は痒みを徐々にはっきり感じる。
まだかな・・・まだかな・・・
耳を包んでいたタオルが外される。
痒さを増した耳に風が触れる。少しひんやり。
エスティシャンさんは一度離れる。
少し離れたところからカシャカシャカシャ・・・
そうっと首の下に手が添えられ
自然と顔の向きを横に変えられる
ジュジュジュッ・・・
耳の外側から中に向かって
円を描くように、
細かい泡をつけた刷毛が滑る。
ザァァァ
泡をまとった柔らかな刷毛は、
耳たぶのうぶ毛を巻き込むように撫ぜていく。
ジュポッジュワァ
くるんくるんと回りながら
最後は穴の真ん中へ
ジュジュジュポォ
温かくて、心地よくて、
夢なのか現実なのかわからなくなる。
泡に包まれた耳に手が添えられ、
なにか細いものが中に入ってくる。
シャッシャッシャ・・・・・
綿棒だ。
細い綿棒が、ポリッシャーのように軽く、
耳の表面を滑っていく。
泡で汚れを浮かせているのかな?
耳のくぼみの縁は、角度を変えながら撫でるようにさする。
コシコシ、スッスッ・・・・
耳穴の真ん中も、
深いところに続く入口を焦らすように、
線を描くようにさすって行く。
シャッシャッシャッ
泡が耳の表面で動くのを感じる。
耳つぼも外から順に押していく。
ギュ、ギュ・・
耳の外周の首肩のツボ。
徐々に真ん中に向かい内臓のツボ。
終わりかと思うと、耳の付け根を泡の着いた綿球でぐるりとなぞる。
指でこめかみをぐっと押して、離す。
前頭部に感じていた重さやコリが、
こめかみからすうっと抜けていく。
今度はジェルで耳のマッサージ。
人肌ほどのジェルが耳たぶから耳介まわりに塗り広げられる。
両耳を横に、下に、上に、引っ張っていく。
ギュ ギュ
寝不足による目のだるさが少しずつとけていく。
耳の付け根がポッポと温まってきた。
かゆーーーーーい!
ようやく耳かきの出番。
最初は耳穴の入口から。
どんな動きをしているんだろう。
まるで耳の中でマッサージ機のもみ玉が動き回っているみたい。
ぐ、ぐ、と次々に耳壁を解され、だんだん中に。
もう少し、もう少し奥が痒いんだけどな・・・・
ようやく耳穴入り口から1cmほどに達しただろうか。
耳かきの先は耳の産毛に振れるか触れないかの位置でかいていく。
スゥーーーッ カシュ
スゥーーーッ カシュ
少し飴耳なわたし。
産毛に触れるとかすかに音がする。
カシュッチャッ・・・・シュッニチャ・・・・・
耳が・・・頭全体が、ぼんやりしてくる。
こしょばゆくて、耳をかかれるとなぜか目の奥まで熱い。
目の奥もじんとしてもう寝落ちしてしまいそう・・・・
体がもぞもぞ、ぶるぶるする。
やがて産毛の表面を撫でていた耳かきはスッと抜かれ、
さらに細いものがすうっと穴の入口から入ってくる。
さっきよりも少しだけ奥の方を小刻みにカシカシカシ⋯。
産毛の表面だけ触られてぞわぞわしていたところがだんだんすっきりしてくる。
耳かきが触れたところはすこしだけひんやりして、すうっと冷たさがある。
そのままくるくると耳かきは回転し、耳の奥、後頭部側の下の方の窪みをクイッ。
鳥肌が立つ感覚が足先から、肩から、手先まで走る。
痒みの点はどんどん移動してだんだん奥に。
先端が差し込まれ
まっすぐ的確にかゆみの点に向かいチョンと触れる。
コリコリコリ・・・・・
耳かきがそっと抜かれ、再び耳に手が添えられる。
もう終わりかあ・・・
と思っていると
ふわふわした梵天の先が耳の入口にぴったりと当てられ、
そのままくるくると回転する。
入ってくるのか?と思っていると
梵天の毛先が、ばらばらになり1本ずつに耳の中に侵入してくる。
その毛先が耳の産毛に触るとざわあと音がする。
少しずつ回転して梵天は奥に。
回転した梵天の毛の先は柔らかい綿球のようになりながら耳壁をマッサージする。
鼓膜の手前ギリギリのところをばらけた梵天の毛が撫で上げる。
チチチチチ
細くて柔らかな毛に撫でられると痒みが消えていく・・・
終わる頃には耳だけでなく、不思議と身体も軽く。
また受けたいなと思うイヤーエステでした。



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